10年前の今日 60形65号は

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2006年10月1日
今橋工場に来たら
非冷房車である
琴電60形65号が
陸上輸送のため
トラックのトレーラーに
乗せられていた。
聞いてみると
今橋工場から仏生山に移動を
知るのですが
この日
長尾線から志度線
冷房車804号が転属した日であり
折り返しの陸上輸送が60形65号とは
驚きました。
60形65号は
翌年の11月4日
さよなら運転を最後に
解体となりました。

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琴電60形65号とは

高松琴平鉄道で現存した
日本最古電車であった琴電60形65号
60形65号は大正2年(1913)天野工場で製造され戦後の
地方供出車として昭和23年に京急から琴電入りしました。
入線当初は制御車で70形72号と名乗り木造車でした。
昭和35年今橋工場にて鋼体化・電動車化改造され
60形65号に改められ電動車化改造さたさい
側面はバス窓を採用し非貫通でしたが
昭和57年に貫通化去年長尾線に移動し
予備車として長尾線を走行イベント用に残して
行く予定でしたが保守点検の費用が想定以上に
かかることで、さよなら運転を最後に解体に。
2007年11月4日
さよなら運転では、琴電琴平方面から
65-300-23-120-500号の
順に連結し8:18発 仏生山発高松築港行きの
列車より運転されました。又、滝宮駅では
約20分間の停車時間を入れ
行先表示版を入れ替えが行われ試運転の
手書きの書いた行先表示版が65号に取り付けとなりました。
単行運転では行先表示版の提出がなかったものの
最後の勇姿を飾りました。


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